開館と同時にサントリー美術館に入館。尾形乾山のやきものを堪能する。六本木から浜松町に移動して、上田義彦『A Life with Camera』展へ。写真のクオリティは言うまでもでなく、1980年代から2000年代のCF映像も時間をかけて観る価値あり。そして書道博物館『南北朝時代の書』展から印刷博物館『ヴァチカン教皇図書館』展へ。日本(元禄)と中国(南北朝)と欧州(ヴァチカン)と世界各国(上田義彦)をハシゴしたような気分だ。
久しぶりの快晴で食事は美味しいし手こずっていた「ミ」のかたちがまとまったし、きょうは調子のいい一日だ。ネガポジのコントラストがあってこそ、ふだんあたりまえのように過ごしている健康的な世界に感謝できるものだとつくづく思うなり。
カタカナのデザイン修正を終日。外部との打ち合わせ、問い合わせ案件の見積もり相談など。プチ断食の効果があってか腰痛は快方に向かいつつある。
きのう名古屋の実家からとうもろこしとじゃがいもと玉ねぎが大量に届いた。以前は持て余したものだったが、今回はオフィスにいた人たちに配ってきれいになくなった。きょうもまだ腰の痛みが引かず、立ったり座ったりと落ち着かない。腰痛と関連性のある胃腸の負担を減らすため、昼食を抜いて夜も少なめに。
おとつい腰をグキっとやって、きのうは痛みをこらえたものの、きょうも改善の兆しがみえず近所の鍼灸院にとびこんだ。鍼と電気とマッサージ。なんとか仕事ができるくらいの状態にはしてもらえた。
中堅デザイナーには徐々に重要な仕事をまかせ、新人デザイナーの育成にも関与してもらう。人はなかなか育つものではないので、順送りでつくり手の層を厚くしていく。昼はお好み焼きの余りもの。息子が一人でつくったにしては上出来。
TPサイトに加える新しいページの想を練るも思考がまとまらず。ひとまず重要なフレーズを書き出しておいて構成を考えることに。シャコの塩茹でと琥珀エビス。
関西方面から来客あり。都市フォントについて意見交換をおこなう。他都市に応用可能なモデルを一緒につくれたら面白い。終了後オフィスにのこって冷麦を茹でる。最後までおいしくたべるには、つゆをこまめに替えるべし。試作フォントを表示するツールをつかって、きのう修正した平仮名のデザインを確認する。新たな改善点が見つかったが、いい感じになってきた。
平仮名のデザイン修正を終日。全面的に改善を施し、書体の安定感を向上させる。地味な作業ながらも、品質をもう一段上げる重要なステップ。
昼に味噌カツを食べた。まずくはないがやはり赤味噌でないと味噌カツを食べた気がしない。スタバが登場するはるか以前、珈琲といえばアメリカンという時代から濃いめの珈琲を出していたコメダの味は、赤味噌系の高濃度な名古屋フードとの関連性が伺える。ちなみにコメダの創業は1968年。