二週間前に18歳になった息子を誘って東京都知事の選挙投票へ。若い人の姿は皆無。この選挙に対する関心の低さが伺われる。展望のない首都の知事選びに関心を持てというのが無理筋。
先週神林長平の『死して咲く花、実のある夢』を読んだ流れで、山田正紀の『夢と闇の果て』を読む。続けて山田正紀の『謀殺のチェス・ゲーム』を読了。いずれも面白さは申し分なし。
8年目のデザイナーに書体ひとつを丸ごと任せ、別のフォント開発では、5年目のデザイナーに3年目のデザイナーを先導してもらい、私が担当している書体プロジェクトでは、3年目のデザイナーに新人のインストラクションをしてもらっている。こういう体勢をつくるのに10年かかったわけだ。
顳顬(こめかみ)、頤(おとがい)、顋(えら)、額、頬、顎など、顔の部分を示す漢字を多く含む頁(おおがい)の部をつくる。昼は外で味噌ラーメン。二階で体幹トレーニング。
昼はマトンカレー。巨大なナンに恐れをなしてライスを注文したが、カレーとの相性を考えれば、ここはやはりナンを選ぶべきだった。ラッシーを飲みながら、次回来店時の戦略を練る。
雨。漢字制作を終日。コメダ珈琲のお茶うけスナックで空腹を紛らす。かなうものなら山パンサンドイッチを食べたい。
デザイナーではない人を対象にした記事に関する打ち合わせ。言い換えのむずかしい用語をどう扱うかなど、ハードルはいつもより高いと考えておいたほうがよさそうだ。何はさておき、興味を持ってもらえるテーマを設定することが最優先。
用事を済ませて東京に戻る。この時期の名古屋としては異様なくらい涼しかった。助かるけど薄気味悪い。夕食は自宅で鶏カツ。タルタルソースをたっぷりかけて。
初めて入った古書店で、80歳になる店主の人生語りに耳を傾けること一時間ほど。後半生の生き方について学ぶところあり。記号学の本を買って辞去する。
朝から小雨。職場で軽く仕事をしてから名古屋へ。愛知芸大で書体デザインゼミの二回目。