健診の再検査結果を担当医から聞く。胃炎以外はとくに問題なし。異常が疑われた腎臓のほうも大丈夫でしょうとのことで安心した。にわか健康志向で昼は蕎麦。半日漢字制作。
問い合せや契約に関する打ち合わせが増えてきた。喜ぶべきことである。社内外のデザイナーから試作中のフォントについて相談あり。もちろん喜ぶべきことである。ほぼ終日漢字制作。これはどうだろう。喜ぶべきことかどうか分からないが、日々のたしかな手ごたえではある。
外部の予定変更があってスケジュール調整した結果、製品リリースの間隔が詰まってきた。これをプラスに転化したいところだが、いまのところ名案が思い浮かばない。絶好のタイミングを捉えてこそ妙手は成り立つ。
藤崎慎吾の『鯨の王』を読む。『ハイドゥナン』と同じく、人知を越えたものとどういう方法でコミュニケーションをとるかという視点がそそられる。筋立てと道具立てがシンプルなぶん読みやすい。今晩のNHKスペシャルは『ディープ オーシャン』。生物発光・鉛直移動・光のパターンなど。
開発中書体のサンプルを眺める。どんな書体でもリリースするまではつねに期待と不安が背中合わせ。研いで磨くほど不安は和らぐ。
午前中は漢字制作。昼食時の話題はシンゴジラ。7人中3人が観ていた。やはり世代によってツボが異なるようだ。午後は内部外部とメールのやり取りが多数。
コミュニケーションに関する調べものとメモ。すぐに役立つアイデアではないにしても、将来どこかで具体的な事象と結びつく可能性はありそうだ。過去と未来、仮想と現実、人間と技術をどう結びつけるか。着想を発酵させながら徐々に肉付けをしていければと思う。
朝一で漢字のブラッシュアップ。区切りのついたところで病院に出かけ、胃の内視鏡検査と腎臓のエコー検査を行なう。複数のナースから「麻酔なしでやってみ」とすすめられたのだが、ここもSの集まりか。
朝、新人のデザインチェックを行なう。いまの段階では「考える」より「分かる・見分ける」能力を育てることが大事。違和感を検出する感度といってもいい。見るべきポイントの基本を伝える。
早朝から終日漢字制作。ヨーグルトにブルーベリージャム。夕方ひと息いれてエンジンをかけ直す。