都市フォントのキーパーソンから人事異動の連絡があった。公的機関の宿命とはいえ、長いプロジェクトを進めるうえで泣きどころになっている。癒着防止は別の方法で回避したほうがいい。役所にはもっとプロが必要で、継続的な改善を必要とする取り組みにはそうした人材が欠かせないはずだ。夕方から武蔵美の会議。大学もまた運営のプロを切実に必要としている。

半日漢字ブラッシュアップ。午後から三つの議題でミーティング、そのあと表参道へ。若手・中堅グラフィックデザイナーさんらと会う。

昨年、和歌山の学生さんから卒論執筆の取材申し込みがあり、ていねいな手紙とともに完成した卒業論文が届いた。金シャチフォントを主軸にした内容になっていて、活用の提案などは名古屋の関係者に見せたいくらい。

風邪の症状が判然としないため一日ごとに漢方を飲み分けてみる。鼻水には小青竜湯が効いているようだが、喉の痛みにはほとんど効果がない。半日漢字のブラッシュアップ。夕方からミーティング。

祝辞を考えていたら眠れなくなり朝を迎える。文章にしてまとめたらすっきりした。新婦側最初のスピーチなのでまずは無難に。丸ごと暗記しても当日緊張してすっ飛ばしそうだ。順番が最初の方なのが救いといえば救い。

左肩の怪我をおして土俵に上がった稀勢の里が、本割と決定戦で二番続けて照ノ富士を破り、まさかの逆転優勝。鳥肌立った。

バスに乗って吉祥寺へ。古書百年で良い本を何冊か見つけたが、そのあとの行動に支障が出そうなサイズだったので購入はあきらめた。夜は自宅でゴールデンカレー。

サイトのデザインと書体見本の内容について検討する。複数あるサンプル案の選択に迷ったときは、若い人の意見を参考にして判断をおこなう。やっぱりそうだよねという感覚が共有できていたので安心した。最終的に過不足のないボリュームでまとまりそう。

披露宴に列席するのに必要なアイテムを昼休みに買い揃える。スーツの購入は見送り、シャツとネクタイとハンカチーフを新調した。社員の披露宴なので主賓として恥ずかしくないようにと考えたのだが、ちゃんと確認してからのほうが良かったかもしれない。

サイトの更新に関する打ち合わせ。これまでの枠組みからすこしはみ出す部分はあるものの、書体のコンセプトど真ん中に投げ込んだことによって、気持ちのいいページができそうだ。

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