デザイン確認の必要な文字数がきょうはかなり多く、漢字二書体のチェックと赤入れに時間がかかってしまった。別のプロトタイプ書体については対面での打ち合わせをおこなう。今週は朝からハイペースで仮名の制作を進めているが、それでも目標のところまで終わらせるのは厳しそう。

雨傘をさして徒歩で出勤。リモートのデザイナー三人から時間差でデータが届く。漢字二書体のデザイン確認と赤入れ、漢字一書体の筆画デザイン確認と修正指示。

武蔵美の授業初日。早めに出校して配布物の準備をおこなう。一時限目は、オリエンテーションと学生たちによる自己紹介を兼ねたお薦め本の紹介。二時限目は、食品パッケージに印刷された文字の鉛筆デッサン。ほどよい打ち解け感と適度な緊張感が混在した良い時間だった。

漢字の作業分担についてZoomで打ち合わせ。準備段階から生産段階へ。ひらがなのウエイトを控えめに作りすぎたようなので、太さを二割増しくらいにすることにした。筆画デザインの確認とアウトライン修正。

武蔵美のスケジュール最終案が届いたので授業の組み立てを再検討する。昼は絶品カルボナーラ。フィットチーネをていねいにほぐす役。赤ワイン少々。

昨年末から仮名の試作をはじめて、いまやっている仮名は三つめになる。予想どおりの難物ぶりに苦戦しているところだが、すこし見通しがついたので次の仮名の準備に入ることにした。当初予定していた素材とは別の、より構想に適した案で最初のスケッチをおこなう。

曇天やや寒。野菜山盛りラーメンを作って食べる。開発初期段階にある漢字二書体のデザイン確認とディレクション。いずれも書体の雰囲気は良好。細部をきちんと詰めていけばいいものになる。

漢字生産の準備について担当デザイナーと意見交換をおこない懸念点を伝える。漢字のプロトタイプを制作しているデザイナーとZoomで打ち合わせ。ニュアンスについてはアウトラインを描画して後送し、甲乙を決めるのがむずかしい箇所はいったん判断を保留する。

ひらがなの試作。原字スケッチを横に置いて抑揚のつけかたを確認しながら進める。昼は豚肉とネギを大量に投入したカレーうどん。

寒の戻り。朝と夜は少し冷え込む。漢字書体の筆画デザインを確認。ひさしぶりに集中モードでひらがなの試作。むずかしい。

NEXT >>