デザイン修正とプリンタ出力の頻度が高いため、トナーの消費量が著しい。作業に支障をきたさぬよう早めにOKIのカートリッジを注文。昼にミスドでデザイン確認。夜雷雨。
新ツールによるテストフォントがあがってきた。アウトラインの精度は上々。味噌ラーメンを食べながらAXIS明朝の組版チェック。午後から片仮名の品質向上作業に集中。
午前中はAXIS明朝の片仮名デザイン修正。昼にごぼう入りのコロッケを食べ、14時から外部との打ち合わせに顔出し。16時からスケジュールに関するミーティングをぶっ通しで四時間半。
スライスレモン入りのサクレアイスを食べながら『劇的言語』と『妖怪ハンター』を読む。午後から片仮名デザインの修正、自宅で試作仮名。
AXIS明朝の出力プルーフをつくってから、武蔵野美術大学美術館『タイポグラフィ 2つの潮流』へ。オープンキャンパスが開催されていたため、活字本を見つめる高校生の姿が散見された。金属活字のセントールやバスカビルで刷られた聖書はもちろん魅力的なのだが、どういうわけかオフセットで刷られたサボンに見入る時間が長かった。残念ながら図録は一週間前に完売とのこと。
こもれびにいのちあびせる蝉時雨 茶門
慈雲飲光の書を観たくて、出光美術館『文字の力・書のチカラII〜書と絵画の対話』展へ。光悦の書や乾山の器も複数展示されていて予想以上に楽しめた。そのあと横浜の新港区ハンマーヘッドスタジオへ行き、両見さんとN君の横浜フォントづくりをみる。簡単なレビューをしてから台湾料理屋で打ち上げ。あっさりした台湾ビールにとろりとしたシジミの醤油づけ。
AXIS明朝のデザインを確認するために、カタカナ語をいろいろ組んでみる。ハイコントラスト側のレギュラーウエイトあたりはイタリア料理のメニューがよく似合い、ローコントラスト側のヘヴィウエイトは「ゴジラ対キングギドラ」みたいな字面がよく似合う。語感と書体と雰囲気の密接な関係を再認識。アジャスタブル機能の活かしかたはアイデア次第でまだまだありそうだ。
昼と夕方にいちどずつ、その日つくってもらった横浜フォントの漢字を出力して、レクチャーをかねたデザイン確認をおこなう。現代性とクラシックな表情の兼ね合い、その落としどころがむずかしい。AIXS明朝のひらがな修正がほぼ終了し、単語や文章を組んで仕上がり具合を吟味する。不自然に感じる部分を取り除き、そのうえで明朝体らしさをしっかり保つこと。
約一年ぶりに日記を公開。昨年おこなったサイトの全面リニューアルにともなって、一度は閉鎖の方向性が示されたが、12年の習慣とは恐ろしいもので、日々のよしなしごとを綴るのをやめられなかった。「あのどうでもいいブログはどうなったの?」という質問をいただいた方、ついに復活しました。10ヶ月の未公開分もアップロード済みです。昼にぜんぜんおいしくない和風スパゲティをたべる。こんなことしか書きませんけど。
今日から金曜までの五日間、横浜フォントの制作をN君に手伝ってもらうことになった。二階で簡単なレクチャーをおこなう。AXIS明朝の平仮名修正を終日。