名駅で赤福を買って東京に戻る。新幹線の車内で制作中書体をチェックしたり資料を読んだり。

資料探し。覚悟していても名古屋の暑さは身体にこたえる。夕食は実家で串カツと海老フライ。

国立博物館『和様の書』展。みずみずしい書の数々を堪能する。保存状態の良さも相まって、とりわけ古今和歌集の曼殊院本は美しかった。夜名古屋へ向かう。

横浜フォントのデザインに関するミーティング。書体の位置づけとプロジェクトの文脈を確認する。猛烈に暑い一日。AXIS明朝ひらがなの修正と出力を繰り返す。

ひらがなの細部を拡大して微調整をおこなう。地味で繊細な作業がひたすら続く。ミスドで文字チェック。午後三時ごろ小塚さんから電話があり話し込む。自宅でタイ料理。ガパオとトムヤムクン。夜半の仮名制作。

AXIS明朝ひらがなの修正作業を終日。ジャガイモと玉ねぎを炒めて食べる。雷鳴。各種打ち合わせと試作仮名の制作など。

AXIS明朝の漢字デザインチェックを半日。昼は具沢山オムレツ。午後からツールの動作確認や定例ミーティングなど。自宅で試作仮名の制作。

早めの昼食を自宅ですませてレタースペースへ。プログラムによる生成処理は明け方に終了していた。時間がかかりすぎるため分散処理をしたほうがよさそうだ。AXIS明朝の漢字デザインチェックと試作仮名の制作。

きのうの午後から走らせておいたプログラムの動作状況を確認するため9時ごろレタースペースへ。処理はまだ終わっておらず。事務作業を片付けて池袋の古本まつりへ。そのあと銀座へ行き「中国・庫淑蘭の切り紙宇宙」展を観る。別館にて杉浦康平さんと黄永松さんのトークショー。夕方レタースペースに戻って作業少々、夜は自宅で試作仮名の制作。

午前中にAXIS明朝の未着手文字をつくり終える。午後から外部と顔合わせ。きょう受けとった言葉のいくつかは、ここ数年来取り組んできたことに対する最上級の賛辞と言ってよい。都市フォントのアイデアスケッチにかえってきた反応はこちらがおどろくほどビビッドだった。目指しているものをかたちにして世に問うことで次の機会はやってくる。

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