AXIS明朝の出力プルーフをつくってから、武蔵野美術大学美術館『タイポグラフィ 2つの潮流』へ。オープンキャンパスが開催されていたため、活字本を見つめる高校生の姿が散見された。金属活字のセントールやバスカビルで刷られた聖書はもちろん魅力的なのだが、どういうわけかオフセットで刷られたサボンに見入る時間が長かった。残念ながら図録は一週間前に完売とのこと。

 こもれびにいのちあびせる蝉時雨   茶門