漢字制作を早めに切り上げて池袋サンシャイン「PAGE2013」へ。欣喜堂15周年を記念して作られた書体見本帖のラインナップぶりが壮観。中国書体デザインの空白期を埋める仕事と言えるかもしれない。

ライターの雪さんが取材の打ち合わせでレタースペースに。金シャチ黒字の背景と意図について熱弁をふるう。要領を得ない話をしてしまったような。15時から顧問税理士の遠藤さんとミーティング。

明け方から降りはじめた雪は午後にはみぞれに変わり、積もっていた雪をすべて溶かした。どん兵衛カレーうどん。終日漢字制作。画数の多い漢字群からなかなか抜け出せない。

ハードルの数が増えるだけでなく、バーの高さが上がっていくプレッシャー。会社の将来を担う書体をつくるという重み。それなりのものはできて当たり前という評価。組織運営の諸々。それらすべて呑み込んで、その先その上を目指す。

積極的な姿勢で顧客の要望にお応えできないのは残念だが、問い合わせが増えていること自体は喜ばしい。ファミリー展開に関するヒントを得られることもあるし、リソース的な課題が浮き彫りになることもある。具体性は推進力を増すカギをにぎっている。

昨年からまぶたのけいれんをはじめ身体のあちこちがネガティブな生理反応を起こしている。明け方うなされて起きる日はほとんどなくなった。いずれにしてもここはなんとか越えたい関門である。

小春日和。書店へ行ったついでに手ぶらでレタースペースに立ち寄り、二時間くらい漢字をつくって自宅に戻る。夜は自宅で餃子とエビスビール。

すこし迷ったが今日はSkypeミーティングに参加せず漢字制作に時間を投入した。書体というコンテンツがなくては話にならない。デモページを公開できる日が待ち遠しい。

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