終日の雨。こもって漢字のブラッシュアップ。オフィスのレイアウトに関する相談など。

自転車のチューブが経年劣化によって破裂した。チューブ交換とリペアを合わせた見積もりがけっこうな額になったので、耐パンク性能の高い自転車の購入を決める。オートライト付きはプラス5000円なので、旧自転車のダイナモ付き前輪を新しい自転車に付け替えてもらった。うまいことリ・サイクルできて気分が良い。

先週まとめた経営課題と基本方針をじっくり見直す。計画の具体性と実現性はもちろんのこと、順序とタイミングが重要なファクターになりそうだ。

夕方から目白方面に出かけ、武蔵美の謝恩会に参加。どれだけ練習したのだろうと思うレベルの出し物が次々と披露された。演出も構成もお見事というほかないのだが、なにより彼ら彼女らのけなげさに心を打たれた。

サイトに掲載する図版とページの構成に関する打ち合わせ。ファミリー展開を視野に入れて、新たなコンテンツの追加方法についても議論は及んだ。午後から漢字のブラッシュアップ。

経営とデザインにまたがる某主題を学ぶために関連キーワードを検索してみたところ、あまり有用な論考を見つけることができなかった。英語で検索してもこれはという記事にヒットしないので、まだ手探りの段階で議論が深まっていないのかもしれない。

きのうは画数が少なくて太くなりがちな漢字をつくり、きょうは画数が多くて細くなりがちな漢字をつくってみる。ウエイトの落としどころを探るのが主な目的。担当者が休暇のため、午後から見積書と請求書の作成をおこなう。過去のメールを確認して、依頼に則した正しい書類を作るのはかなり苦手な部類の仕事だ。手間取ったあげく間違ってたら目も当てられない。

定例ミーティングのあと、担当デザイナーとファミリー展開の進め方についてすり合わせをおこなう。前回の反省を踏まえ、より合理的で安定した品質を確保するための方法を検討する。そこでの議論を受けて、実効性の確認を目的に制作を進める。作業プロセスの簡潔さが重要。

書体の特徴や利点をどう伝えるか。ここは工夫の余地がかなりあって、欧米のフォントメーカーから学ぶところは少なくない。書体の見せ方や文字の表現手法に関する分野は、今後さらに需要が増すだろう。

歴史上の名作書体を範にしたフォントを作ってみたいという気持ちはあるが、それをいま世の中に出す意味を考えると、ほとんどの場合却下せざるをえない。これを実現するには、開発の方法と提供の仕方にそれなりの工夫と準備が必要になる。

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