きのうは霧降の滝、きょうは華厳の滝。大雨の影響で水量はふだんの倍くらいあるとのことだった。観瀑台にも水しぶきが降り注ぐ。中禅寺湖を船で一周して男体山を眺め、午後から湯滝と竜頭の滝を廻る。
久しぶりの家族旅行で日光へ。まずは宇都宮に寄って餃子を食べ、そのあと日光の滝を巡る予定。楽しみ。
少し落ち着いたところで漢字制作を再開。細部をおろそかにはできないが、基礎構造となる文字の骨格をしっかり作っておくことで書体の安定度は大いに高まる。作っていて気持ちがいいし、長期間その書体と向き合わなければならない制作者にとって、1文字1文字をすがすがしい気持ちで終えられるというのは大事な点なのである。
gggのギャラリートークで、色部さん紫牟田さんとご一緒する。雨脚が強いため、来場者の数は前回より少なめ。にもかかわらず、理由はよく分からないのだが、緊張感のなかにも幸せを感じる不思議な時間だった。会場に足を運んでくれた人を含め、ここにこの人たちと居合わせることができた仕合せというか。
プレゼンの資料がだいたい完成したところで、学生たちがつくった書体のIllustratorファイルをフォント化する作業に入ったら泥沼状態に。「ここを気をつけるように」と繰り返し注意した点があたりまえのように放置してあるし、原因を特定できないケースも多数あり、20人×2ファイルのエラーを取り除くのにあとどれくらいかかるのだろう‥‥
武蔵美の近くにある玉川上水の緑道を、いつもよりゆっくり、いつもより長い距離を歩いてみる。こもれびとそよ風とせせらぎが、すり切れぎみの心身をいやしてくれる。石神井にもどると、鳥よしの日替わり定食が、からっぽのおなかを満たしてくれる。
都市フォントのプレゼン資料づくり。書体デザインについては深入りせず、講演会の主題に沿って取り組みの背景と意義に焦点をあてる。とはいえ、文字の面白さを知ってもらうためのツボはおさえておきたい。
朝7時に起床して立ち上がると、めまいで視界がゆっくり回転すること約3分。寝不足ではないと思うのだが、どうも具合がよろしくない。きょうは家人が出払っているので、いちにち会社で調べものをしたり原稿を書いたり。
書体デザインに関する企画書を書くにあたり話を聞かせてほしいという依頼があり、レタースペースの2階で応対。昼は仕事場で蕎麦を食べ、夜は自宅でカレー。平日と同じスケジュールで動いた土曜日。
新人が担当している漢字と欧文のデザインチェック。細かな修正は必要だが、全体としては良い感じ。17時からgggで紫牟田さん色部さんとギャラリートークの打ち合わせ。感覚と経験と好奇心がないまぜになったお二人のやりとりは実におもしろい。21時ごろ会社にもどってひと仕事。