欧文とデザインをすり合わせながら仮名の制作を進める。細部の処理を少し変えるだけで文字が落ち着くのはいつも不思議。漢字と仮名と欧文、それぞれの素性を保ったまま響き合わせられたらおもしろい書体になるだろう。

試作欧文のデザイン案を比較検討。意見交換をおこない、コンセプトの核心に近く、造形的にもすっきりしているBパターンで進めることに。漢字二書体のデザイン確認とフィードバック。

漢字三書体のデザイン確認とフィードバック。愛知芸大の追加講評と授業の打ち合わせをTeamsで1時間。試作ひらがなをブラッシュアップして欧文デザイナーと共有する。夕食は焼売と皮蛋。

終日ひらがな制作。主要な文字がひと通り揃った。全体の調子を見ながら気になる部分を修正していく。夕食はカワハギの煮付け。

朝ひらがなの試作を進める。漢字二書体のデザイン確認とフィードバック。書籍に関する短いテキストを2つ書く。終日マスクが思ったより苦しい。

今春から担当する授業の想を練る。長い時間軸で考える姿勢をうながすには、そのよりどころとなる太い柱が必要。

自宅のネットワークを変更した影響で家人のパソコンがプリンタにつながらなくなった。原因を特定するまで時間がかかったが分かればすんなり。

試作仮名と組み合わせる欧文デザインの方向性について意見を交わす。この議論を踏まえて出てきた2つ目のプロトタイプがいい感じ。難題と思われた点がすっきり解決されているような気がする。これであればコンセプトの芯もうまく通る。

起筆や脈絡の扱いを探りながら仮名の試作を進める。多少あばれている印象は、いまのところそのままにしておく。漢字のデザイン確認とフィードバックなど。

仮名の試作データを欧文デザイナーに送る。和文と欧文の取り合わせがこの書体の見せ場のひとつになるだろう。午後から社外のデザイナーとZoomで打ち合わせ。

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