若手および新人のデザインチェック。徐々に品質が上がってきている。「書体を見る目」にも伸び盛りの時期とそうでない時期がある。書体デザイナーの地力は、伸び盛りの時期にどれだけ見る目と作る手を連動させ、緊張感をもって実際の仕事に臨むかにかかっている。
昼はスガキヤの台湾ラーメン。ニラとひき肉ともやしを加えてこその美味しさではあるが、さすが地元に根づいたメーカーだけあって完成度が高い。なぜ名古屋で台湾ラーメンなのかという疑問の答えにはならないけれど、名古屋人の味覚と台湾料理の相性がいいことはまちがいない。
東京は33度の真夏日。日が暮れる前にオクラの手入れ。じょうろで水を撒いた10分後には、しなびかけた芽に張りとつやが戻った。帰宅して夕食の手伝い。息子がつくったキーマカレーに温泉玉子をのせて食べる。
播種から6日目にオクラが発芽。朝にはまだ閉じてお辞儀をしていた小さな芽が、昼すぎには立ち上がっていた。そして夕方には倍増。芽がもっと伸びてきたら間引いてサラダで食べるとしよう。
昼から小雨。きょうも断固として漢字をつくる。思うようにいかないことを気にかけても仕方がない。夕食は豚肉の冷しゃぶを酸っぱいタレで。
次期リリース予定のフォントの細部を検討する。フォントのおまけに近い記号類といえども、ユーザーの求めるところを推しはかり、期待値をすこし上回る仕事をしておく。ここはこう処理されていたほうがうれしいですよねというスタンス。
午前中は漢字制作。午後から別件プロジェクトの資料作成。新橋にて医療関連会社の社長と会食。歯に衣着せぬ物言いがいっそすがすがしい。
机にかじりついて終日漢字制作。月曜のはかどり具合がその週の制作文字数を左右するので、週の初めは気合いを入れて作業に臨む。夕食は他人丼とホッケ。
きょうの『世界遺産』は、カリブ海に浮かぶ火山島に残された固有の生態系がテーマ。ちょうど『ハイドゥナン』を読み終えたばかりだったので、たて続けに自分のツボを刺激されたような気分である。そして夜は『日曜美術館』で円空というツボ中のツボがきた。
オクラの種まき。土をつくっていなので発芽するかどうか微妙なところ。午後レタースペースに来客あり。景観デザインの話を三時間ほど。