ATypI香港二日目。午前11時から岩井さんと登壇し、アジャスタブルフォントのデモを中心に20分間のプレゼンを行なう。それに合わせてタイププロジェクトの英語サイトをオープン。

終日ATypI会場で各セッションを聞く。参加者は130名くらいだろうか。アジア勢が約七割、欧米圏が三割ほど。明日のプレゼン用に九龍のネオンを撮影しに出かける。

ATypIの会場となるInnoCenterでセッティングの確認を行なったあと、プレゼンター同士の交流会。Bruno Maag氏から直接話を聞けたのは収穫。

明日五時前に起きて香港へ。ここ数年でもっとも体調の悪い状態での海外旅行は少々きついが、準備は出来ているので大丈夫だろう。

ATypIのプログラムに目を通して、徐々に気分を盛り上げる。なんといってもATypI（エータイプアイ）46年の歴史で初めてのアジア開催だ。自分の役目は役目として、カンファレンスと香港を楽しみたい。

スーツケースに入れるものが無さすぎて、機内持ち込み手荷物のほうが重くなりそう。プレゼンの方はまだ詰め込みすぎなので、ひとつパートを削ってみる。

葛根湯で抑え込んでいた風邪の諸症状が顕在化。来週に備えて今日はすこし早めに寝ておこう。

香港行きを五日後に控え、英語のレッスンを二時間強。付け焼き刃。北京中央美術学院の研究生がレタースペース来訪。

10時からSkypeミーティング。英語原稿の読み合わせ。まだ詰め込みすぎの感あり。さらに15%ほど削ってみる。お楽しみ区間を急ぎ足で駆け抜けてしまうのはもったいない。

リーフレットを香港に発送。すべり込みセーフ。スライドを新たに作り足し、見せ場はどこかという観点から全体を見渡して、二割くらいのスライドをカットした。英語原稿の草案を使って所要時間を計測。DNSの移行にともなうメール設定の変更がうまくいかないので、これを機にメールソフトを変えることを検討。