すこしでも読みやすくなるよう、わずかでも輝きが増すよう、詰め情報の最終調整をおこなう。15時からビジネスプランに関する打ち合わせ。達成可能な近い目標を明確にする。

詰め情報を搭載した最新版フォントの出力チェック。技術・経済・デザインなど傾向の異なる記事をテキストサンプルにして確認する。午後はサイトの打ち合わせと定例ミーティング。

他ジャンルのすぐれた企業から学ぶ一日。本気度がビリビリ伝わってくる。夜は味噌カツ。

いくつかのプロジェクトを動かせないでいるけれど決してあきらめたわけではない。いまは足場固めと柱造り。忍の一字。

横組み用詰めデータの磨き込み作業。全角ベースで設計した書体の印象を変えないよう、ツメすぎずアケすぎずのさじ加減がむずかしい。時代を映す澄明な鏡としてのフォント。

仮名表記の単語を一語ずつ画面に表示して、詰めデータのブラッシュアップをおこなう。縦組みで6万語を確認。あすは横組みの詰め磨き。

多言語を見られるウィキペディアを活用して、二種類のブラウザで表示状態を確認する。自動スラントの文字が意外にいけてる。昼から詰めデータのブラッシュアップに集中。

新しいサンプルテキストをつかって、使用頻度の高い文字を中心にデザインの最終チェック。午後から漢字修正。作って磨いて、字を打って眺めて、また磨いて字を打って、その字を‥‥その書体を、世の中に。

きょうはレタースペースの二階で音楽をかけながら作業と読書。日が照っているあいだは暖房いらず。アイデアをいろいろ書きためる。

文字サイズを数ポイント違いで変えて短いテキストを組んでみる。この書体の持ち味をどうやって引き出すか。製品としての価値をどう伝えるか。

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