一年生はアナログ主体で進めるという学校の方針と、デジタルデータとしての扱いが厄介なフォントを、パソコン演習が済んでいない一年生がつくるという課題の設定に大きなジレンマを感じている。融通が利かないアプリケーションの操作にげんなりしている学生がいる一方で、フォント化に成功し、自分のつくった書体がアプリ上で使えるようになって喜んでいる学生も少なからずいるわけで、そのギャップがまた悩ましい。