ベーシックな書体をつくってそれでこと足れりとはまったく思ってない。ときおり沸き上がるブッ飛んだ書体への思いは、アイデアをかたちにして描き留めておくことでクールダウンする。おそらくマッドマックスなんか観に行った日には、ふだん抑え込んでいる異様な書体への思いが再燃するにちがいない。