いま私が考えていることは哲学に属する事象であろうが、その先に文字と記述に関する問題が待ち構えていることが分かってきた。そこを起点に意味ある問いを立てられれば、書体とは何かを考える手がかりが見つかるはず。思考の糸を手繰りながら素潜りで徐々に深度を上げていく。