自信を持って作った書体に一定の評価が与えられることで、まちがいなく作り手は成長する。友人からの「いいね」評価をライト級とすれば、売り上げの数字はヘビー級の威力がある。鼻をへし折られ、打ちのめされそうになる気持ちを奮い立たせ、次の打開策を考える。フォントを買ってもらうのはたしかにむずかしい。しかし、声援を受けるに値するフォントなら必死で考えよ。そして次のパンチを繰り出すのだ。