メンチカツを食べながら読書遍歴について語り合う。ハードボイルドを経由して辿り着いた船戸与一は最高だった。私のなかで船戸冒険活劇と五味剣豪小説は、その乾き具合と疼き具合において通じるところがある。つまりは痺れる読み物であるということ。野郎は読むべし疼くべし。