試作を開始してから三週間、ひらがな五十音が完成した。この方向のデザインに脈があるかどうかを調べるという所期の目的は果たせたので、ここでいったん切りあげることにする。無理筋のアイデアかと思っていたが、実用性と審美性の両面で、及第点以上のものができそうだ。