気持ちの良い天気。原字スケッチを進める。おやつは自家製の栗ようかんとドリップタイプの小川珈琲。生地を早めに仕込んでおいて夕食はたこ焼きをつくる。つまみは鶏レバー煮込みとカマンベールチーズ。

Zoomで新しい会社と顔合わせのミーティング。具体的な案件の話が出る。捨てる神あれば拾う神あり。開発初期段階の漢字デザイン打ち合わせ、開発終盤漢字のブラッシュアップ方針説明。フィットフォントのサンプル確認、書体見本PDFの確認など。

優良案件を失注。残念だが自分たちで制御できないものは仕方がない。次回に向けて改善策を講じたい。社内開発および次期リリースの準備を粛々と進める。

春の花粉アレルギーが軽くなった反面、秋の花粉が年々きつくなってきた。マスクを着用してもあまり効果が感じられない。試作書体のデザイン調整を終日。

実家で焼き飯をたべて帰京の途につく。名駅のみやげもの店から大須ないろが消えていてびっくり。

名古屋学芸大学で書体デザインの講義をおこなう。文字に対する関心を深めてくれた学生がけっこういたようで何より。地元の居酒屋で友人たちと一献。

きのうは表参道に出かけ、大学の先輩後輩友人たちが集まる会に出席。幹事補佐としては、つつがなく終わってほっとした。昨晩から今朝にかけて雨。マフィンを食べて名古屋に発つ。

おとつい小塚さんに電話をして、譲り受けた書籍についてあらためて相談。某大学で蔵書として受け入れてもらうことができそうですと伝える。小塚さんの返答が私にとってはちょっと泣ける内容だった。

秋の空に秋の空気。午前中は主にメールで連絡やり取り、午後からzoomで打ち合わせ。エンジニアと書体開発ツールの今後のありかたについて話し込む。書体設計の核心に踏み込んだ話題もあり、沸々とたぎるものを感じた。

漢字二書体のデザイン確認とフィードバックを対面でおこなう。いずれもまだ序盤なので、設計方針を中心に、望ましい線質や目指す書体の骨格について丁寧に伝えていく。折にふれ定石とその理屈も説明する。ウエイトや大きさのばらつきを素早く確実に見つけ出す作業は、感覚と経験によるところが大きいが、定石は、学習しやすく応用が効く点においてすぐれている。

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