若手デザイナーがつくった金シャチ漢字のデザインチェックと赤入れ。こういう作業はいちど現場を離れると適切にフィードバックするのがむずかしくなるのだろうか。

むずかしい種類の書体の問い合わせ対応について社内にヘルプメールを出す。終日漢字制作。さんずい終わらぬ。夜雨。

朝2時間ほどかけてビジネス関連の記事をチェックする。10時から定例ミーティング。そのあとエンジニアとツールの更新内容について相談。午後にもういちど打ち合わせ。続けて関係各位とミーティング。

箸が転んだだけで笑える十代、風鈴が鳴っただけでも泣けてくる五十代。

鰺焼て妻待つ卓の広さかな    茶門

光が丘と練馬までサイクリング。帰りは向かい風になり良い運動になった。

遅まきながら『ブレードランナー2049』を観る。前作を土台によく練られたストーリーだと思うが、妻に言わせると登場人物の動機が不明瞭とのこと。とはいえドゥニ・ヴィルヌーヴの映像とチャーミングなアナ・デ・アルマスだけでも観る価値はある。

漢字制作。雨で気温がいちだんと低くなる。夕食の炊き込みご飯と豚汁がしみじみうまい。

検討すること確認することが増えてきて書体を制作する時間が半分くらいに落ち込んでいる。折り込み済みの状況なのだが、この「文字を作らないでいる自分」に慣れるまでにはもう少し時間がかかりそう。なにせ25年にわたって書体づくりが生きるリズムの中心にあるのだから。

パートナー会社と得意先から梨とお茶が届いた。スタッフで分けていただく。TPスカイの使用例が増えてうれしい。金シャチ漢字のデザインチェックと担当書体の漢字制作。

次期リリースフォントのデザイン確認をおこなう。しつこく改善ループを踏んでもらったおかげでいいものが出せそうだ。次の準備についてマネージャーと相談。検討課題多し。金シャチ漢字のデザインチェックと漢字制作少々。

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