成人の日はいつもおごそかな気持ちになる。というのも、30年まえにこの祝日を利用して上京し、25歳にしてようやく社会人のスタートを切ったからである。以来、書体デザインという仕事にどっぷりつかって倦むことを知らない。今日も書体をつくっている。