珈琲を淹れて試作書体を眺めたり本を読んだりの休日。ようやくエーコの『完全言語の探求』を読み終えた。「言語は、それぞれがひとつのなんらかの宇宙モデル、世界了解の記号論的体系をなしている。そして、もしも世界を記述する四千の様式があったとすれば、このことはわたしたちをいっそうゆたかにしてくれる事実なのである」(Ivanov 1992)