午後から幕張メッセ。CEATEC JAPAN 2014。かつてのド派手な家電ショーというイメージはなりをひそめ、地味に賢い部品ショーという印象だった。国産家電の国内需要が振るわないため、民生用製品から業務用製品もしくは基幹部品へと軸足が移っている。8Kテレビの人だかりを例外として、ローム、デンソー、オムロン、村田製作所など、部品開発を得意にしている企業のブースに多くの人が集まっていた。

展示パネルなどに使用されている大きな文字は新ゴが多く、パンフ類は小塚ゴシックがよく使われていた。AXIS Fontもちらほらと。そもそも印刷物自体が非常に少なくなっていて、製品概要を的確にまとめたリーフレットを作れば立派なBtoB用の営業ツールになるのに、と思いながらブースをまわった。