『のぼうの城』の前に『忍びの国』を読む。登場人物の闘う動機がそれぞれ異なり、ここぞという場面で忍術武芸の優劣が決するさまが活き活きと描かれている。中盤からクライマックスまで一気呵成のエンターテイメント。