愛知芸大3年生、書体制作課題の講評会。民謡「こきりこぶし」書体、蜥蜴(トカゲ)書体、エロ俳句書体、細雪「ゆきこ」書体、夢見「にごりえ」書体など、例年にも増してバラエティ豊かな力作秀作がアトリエに並んだ。6週間でここまで作り込んでくるとは思っていなかったので、すこし大げさに言えば、課題に取り組む姿勢と作品の出来映えに感銘を受けた。別のかたちで構わないので、いつかどこかでこのチャレンジを活かしてほしいし、さらにブラッシュアップする人が出てきたら素晴らしいなと思わせる作品群だった。