まとまったかたちで個人の仕事を見ることで得られる気づきは、デザイン年鑑で大量の作品を見るよりはるかに多い。偉大な仕事を残した人の作品集は、ちょっと高価でも若いうちに手に入れて、ときおり眺めては思いを新たにすることをお勧めする。敬して遠ざけるのではなく、どこまでも近づくために。