今回は、金田理恵著の「そこに文字が」を紹介します。
文字に関わる人と、その現場を書き記したエッセイが収録されています。印章店、学級通信、時刻表、台本印刷、酒屋の看板、外国語学習など、普段あまり意識しない文字と人の関係を、ゆっくり堪能できます。
色んな人の、文字との接し方を聞ける一冊です。
文字を作るほど、使うほど、文字は奥深いと常々思いますが、この本を読むと文字はもっと身近な存在なんだろうなとも思います。
書籍情報:
『そこに文字が』
著者:金田理恵
発行:筑摩書房
購入情報:
https://www.amazon.co.jp/dp/4480816038
古書で購入できます。
(NM)
用語
シリーズアーカイブ おすすめの一冊 / 今月の一冊
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- 今月の一冊(2024年 7月)『[新デザインガイド]日本語のデザイン』
- 今月の一冊(2024年4月)『明朝体活字 その起源と形成』
- 今月の一冊(2024年2月)「タイポさんぽ―路上の文字観察」
- 今月の一冊(2023年9月)『味岡伸太郎 書体講座』
- 今月の一冊(2023年7月)『活字に憑かれた男たち』
- 今月の一冊(2023年2月)『The Visual History of Type』
- 今月の一冊(2022年12月)『Reading Letters』
- 今月の一冊(2022年10月)『SANS SERIF』
- 今月の一冊(2022年6月)『「書体」が生まれる』
- 今月の一冊(2021年12月)『街で出会った欧文書体実例集 -THE FIELD GUIDE TO TYPOGRAPHY-』
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- 今月の一冊(2021年10月)『タテ書きはことばの景色をつくる-タテヨコふたつの日本語がなぜ必要か?-』
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