書体制作の舞台裏「TP書体をみかけるとき」

電車の車内広告、本の表紙、商品のパッケージ、美術館のサイン、などなど挙げたらきりがないですがタイププロジェクトのフォントは至る所で見かけます。スタッフブログでも使用事例紹介の記事がありますが、見かけたときに社内で報告しあっています。

入社して間もない頃は、通勤中や出かけたとき目に入ってくる文字を見つつタイププロジェクトのフォントを意識的に探すようにしていました。最初は見分けるのに自信がなく、見かけたら写真に撮って後で照らし合わせたりしていました。

私の場合の覚えやすかった形を挙げてみます。仮名で言えばAXIS Font、TPスカイ、TP明朝は「あ、お、き、ら」。タイププロジェクト以外のフォントでもそうですが、同制作者の別書体を見ると、書いた人の線の気持ちよさや癖がこの筆の動きなのかな、特徴づける形になっているのかなとぼんやり想像してます。

漢字で言えばTPスカイのハイとミドルのハネと、点や右ハライなどの末広がりの形のすっきり具合。TP明朝は角ウロコと、ローとミドルの点の収筆の丸み具合。それに加えて各フォントの細部の形やコントラストのつき方です。

そうしているうちに自社フォントの形とまとう雰囲気のようなものがわかるようになりました。
上記挙げてみて人それぞれ違っていそうなので、他の人が見分けている場所はどこなのだろうと気になりました。

(RK)

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