書体制作の舞台裏「TPの書庫、蔵書について」

スタッフブログ「TPの書庫から」ではおすすめの一冊を紹介していますが、タイププロジェクトの書庫にはたくさん蔵書があります。絶版で手に取りづらい本や、文字にまつわる本の多さに入社した当初驚きました。書体、書の本はもちろん、日本語、そのほか言語にまつわるもの、和歌など広く日本文化にまつわるもの、等々種類は多岐にわたります。

それらのほとんどは弊社の鈴木が集めた本で、読んだものは付箋がびっちりと貼られています。付箋は重要度で高さが決まっているらしく、たまにメモが記してあります。書庫の本を借りて付箋の箇所をガイドにして読んだりもしています。

各書体制作で参考になるものや、話題に出たことにちなむ本を薦めてもらうことがあります。読み返しているのも窺えるのと、内容が体系的に頭に入っていないとできないことだな…といつも思いつつ、私はかなりの遅読なのでなかなかそのようにはいかないです。

(RK)

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