パッケージや書籍、Webサイト、広告など各媒体でのタイププロジェクトのフォントの使われ方を事例を元にご紹介していきます。
今回は、Webサイトをまとめてご紹介します。
*2023年5月での情報です。
ソニーブランドサイト
URL:https://www.sony.com/ja/brand/motionlogo/
【使用されているタイププロジェクトのフォント】
SST JP
ソニーのコーポレートフォントであるSST JPが全面的に使われています。
シャープで硬質な印象の中にどこか柔らかさも感じる、ブランドのイメージにぴったり合った、コーポレートフォントならではの表現力だなと改めて感じさせられました。
*SSTは、ソニー株式会社とMonotype社が共同開発したコーポレートフォントで、タイププロジェクトはMonotype社より委託を受け、和文書体であるSST JPを開発しました。
デンソーブランドサイト
URL:https://www.denso.com/jp/ja/about-us/corporate-info/brandpurpose/
【使用されているタイププロジェクトのフォント】
DENSO TP 2017
デンソーのコーポレートフォントであるDENSO TP 2017が全面的に使われています。
DENSO TP 2017は、先行して開発された欧文コーポレートフォントにAXIS Fontをベースにしたフィットフォントサービスを利用して、和文部分を組み合わせています。いつものAXIS Fontとはまた違った印象になっています。
下記の開発ストーリーでは、コーポレートフォント開発の経緯などご覧いただけます。
https://typeproject.com/story/1920
株式会社TBSホールディングス
URL:https://www.tbsholdings.co.jp
【使用されているタイププロジェクトのフォント】
TBS ゴシック TP
TBSのコーポレートフォントである TBSゴシック TPが全面的に使われています。
TBS ゴシック TPは、AXIS Fontをベースにしたフィットフォントサービスを利用して、最適な数値に設定されたフォントです。また、TBS ゴシック TPとは別にコーポレートフォントとして、TBS 明朝 TPと、ブランディングフォントとして、TBS Sans TPも同時に提供されました。
ブランディングの一環にコーポレートフォントが効果的に取り入れられた好例ではないでしょうか。
下記の開発ストーリーでは、コーポレートフォント開発の経緯などご覧いただけます。
https://typeproject.com/story/3981
(KT)