パッケージや書籍、webサイト、広告など各媒体でのタイププロジェクトのフォントの使われ方を事例を元にご紹介していきます。 今回は、AXISラウンド 100 コンデンス* が使用されている書籍をまとめてご紹介します。
*一部調整されている文字も含みます。
「プロジェクト・ファザーフッド アメリカで最も凶悪な街で「父」になること」
著者:ジョルジャ・リープ
翻訳:宮﨑真紀
発行:晶文社
書籍情報:https://www.shobunsha.co.jp/?p=6620
『文字情報が多い状況で活躍する長体フォント』
登場人物と思われる特徴的なイラストと共に、AXISラウンド 100 コンデンス がタイトル、サブタイトルや著者名など全面に使われています。
カタカナの長いタイトルや欧文との併記によって文字情報が多い状況で、長体フォントが空間効率の良さを活かして機能しています。
「みんなの現代アート 大衆に媚を売る方法、あるいはアートがアートであるために」
著者:グレイソン・ペリー
翻訳:ミヤギフトシ
発行:フィルムアート社
書籍情報:http://filmart.co.jp/books/art/composite_art/playing_to_the_gallery/
『親しみやすさと端正な空気を纏った現代的な丸ゴシック』
黄、赤、青のポップなデザインに、AXISラウンド 100 コンデンス がタイトル、サブタイトルや著者名など全面に使われています。
モダン・サンセリフのシャープな表情を残した現代的な丸ゴシックが親しみやすさと端正な空気を感じさせてくれます。
「昭和レコード超画文報1000枚 ジャケット愛でて濃いネタ読んで」
著者:チャッピー加藤
発行:303BOOKS
書籍情報:https://303books.jp/showarecord/
『心地よい自然なリズムを感じさせる印象的な文字』
1000曲ものドーナツ盤を写真と解説で紹介している図鑑のようなこの書籍で、AXISラウンド 100 コンデンスがタイトル部分だけでなく書籍内でも多く使われています。
多くなりがちな文字情報を無理なくすっきりと収めていて、心地よい自然なリズムを感じながら読み進められる一冊になっています。
(KT)