Web フォントの利用において、フォントファイル自体の最適化をする際、サブセット化は一番最初に検討される方法です。
サブセット化とは、必要なグリフだけを収録したフォントファイルを生成することです。
その際、不要なグリフを削除するだけでなく、GSUB・GPOS や、他の様々なテーブルも再構築する必要があります。
Web フォント配信サービスでは、利用しているページを解析し、動的にサブセット化を行い配信する「ダイナミックサブセッティング」を行っているものが多くあります。
サブセット化する場合は fonttools の pyftsubset を使うのが便利です。こちらもフォントファイルの改変にあたるため、タイププロジェクトを含む多くのフォントメーカーは通常、これを認めていません。このような処理を行う際には、フォントのライセンス・権利関係をクリアにしておく必要があります。
(LN)