Web フォントには、主に「フォント配信サービスの利用」と「セルフホスティング」の2つの配信形式があります。
ここでは「フォント配信サービスの利用」について説明します。
フォント配信サービスとは、Web フォントを配信するサービスを利用する方法です。フォントデータを自前で持つ必要がありません。
タイププロジェクトのフォントも配信しているREALTYPEや、Adobe CC製品に標準でついてくる Adobe Fonts、各フォントベンダーによる TypeSquare、FONTPLUS、Dinafont Online など、様々なサービスがあります。
これらの配信サービスでは、フォントデータが閲覧側で抜かれにくいような処理をして配信するほか、Web ページに合わせて収録する文字を最適化(ダイナミックサブセッティング)を行ってくれます。
また、表示開始時のちらつきを防止する機能や、環境の表示差異を吸収する機能といった、独自の機能を持つサービスもあります。
(LN)
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