AXIS Font

AXIS Fontの特徴はシンプルで風通しのよいデザインにあり、混植した時に効果を発揮するバランスのとれた設計となっています。白地が活きる字面率の設定により、すっきりした文字の表情をデザインしました。

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  • A コンデンス
  • A コンプレス
  • AXIS Fontベーシック

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    ゆたかな水の国が生み出した書体、AXIS Font 未来に託すためにデザインされた新しいサンセリフ書体です。 シンプルで風通しのよい、すっきりした文字の表情が特徴のモダンなフォントです。

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製品について

概要

AXIS Fontの特徴はシンプルで風通しのよいデザインにあり、UL (ウルトラライト)、EL (エクストラライト)、L (ライト)、M (ミディアム)、B (ボールド)そして、H (ヘヴィ)までの7ウエイトが揃っていることです。極細のULによって、これまでの日本語フォントではできなかった新鮮な見出し表現が可能になりました。また、ひらがな・カタカナ・漢字などの和文書体と欧文書体の相性は抜群で、混植した時に効果を発揮するバランスのとれた設計となっています。白地が活きる字面率の設定により、すっきりした文字の表情をデザインしました。雑誌一冊をひとつの書体ファミリーで組むことを想定しているため、一貫した表情を保ちつつも変化に富んだ誌面デザインが実現できます。シンプルで風通しのよいモダンなサンセリフ書体であるAXIS Fontベーシックは、明快かつ知的な表情の文字組を実現するとともに、和文書体と欧文書体を併記しても全く違和感がありません。

長体変形は書体設計の基本的な要素、たとえば画線のバランスや文字のプロポーションを損う操作です。とりわけ、縦画と横画の太さを視覚上そろえるゴ シック体の場合に悪い影響をおよぼします。AXIS Fontコンデンスは、漢字80%の長体に対して仮名を76%にしています。AXIS Fontコンプレスは、 漢字60%に対して仮名を50%にしています。

コンセプト

AXIS誌で使用することを想定としていましたので、まずは雑誌の書体はどうあるべきか、というところから検討を始めました。AXIS誌は基本的にプロダクト系のデザイン誌ですが、取り上げるテーマは、建築や伝統工芸、情報デザインなど多岐にわたります。さらに、二か国語表記というところが大きな特徴です。幅広いテーマとバイリンガル表記、この雑然としてしまいがちな情報をいかに統一感のあるものにするかという課題に、書体がどう貢献できるのか。それがAXIS Fontのコンセプトを決定する土台になっています。誌面がほぼ全面的に横組ということも、書体のスタイルを左右する重要な条件でした。

さらに、小型デバイスの普及にともない、より高密度に高品質な文字を表示したいという要求が、ここ数年急激に高まっています。たとえば、携帯電話やデジタルカメラの表示画面などで半角仮名が使用されるケースがありますが、限られたスペースに多くの情報量を盛り込める一方で、読みやすさや美しさが犠牲になってしまっています。AXIS Fontコンデンスとコンプレスは、単に文字を圧縮するのではなく、漢字・仮名・アルファベットそれぞれに適した字幅を設定し、高密度で高品質な書体を実現しました。 読みやすさや美しさを損ねず、情報空間の経済効率を高める、それがAXIS Fontコンデンス、AXIS Fontコンプレスの設計意図です。

特徴

AXIS Fontコンデンスはベーシックを長体に変形させるのではなく、字幅という新しい軸を持つ、長体で設計された日本語フォントです。適度にスリムな字幅は、情報を高密度に伝えるという現代的な課題をスマートなかたちで実現しました。字幅がベーシックの80%弱におさえられているため、同じ長さの行であればおよそ1.3倍の情報量を盛り込むことができます。長体でありながらも、視覚的に無理のない字幅を設定することにより、従来の組版からの移行もスムーズにおこなえます。AXIS Fontコンデンスは単にスタイリッシュであるだけでなく、情報空間を効率よく活用する機能を備えた次世代向けのフォントです。

AXIS Fontコンプレスは、日本語書体の字幅を極限に近いところまで圧縮しました。ベーシックに比べ字幅が60%弱であるため、同一行長であればおよそ1.8倍の情報量を盛り込むことができます。漢字の字幅と仮名の字幅をそれぞれ60%、50%と別々の値を設定したことで、従来の等幅半角フォントとは一線を画しています。高圧縮かつ高品位で、限られたスペースに美しく余裕の文字組を可能にするため、携帯端末や音楽プレイヤーなど小型化する現代のインターフェイスに最適です。また、和欧混植時の和文と欧文の「並び」を重視し、各ウエイト各字幅で欧文ベースラインの位置を意図的に変えています。長体の度合いをきつくしていくと、和文に比べて欧文が小さく見えるため、欧文のxハイトとキャップハイトをAXIS Font ベーシックより高くし、太いウエイトほどベースラインの位置を下げるなどして、和文と欧文の並びが揃って見えるような視覚補正をおこなっています。(※)みかけ上のベースラインでありフォント本来のべースラインとは異なります。

AXIS Fontベーシックの欧文書体は、エレガンスさとクールさを持ちながら新しいたたずまいを実現するというコンセプトでデザインしています。X-ハイトは高めで、仮名の大きさとふところ具合とマッチングさせ、ややコンデンス気味に制作しました。

ファミリー

UL(ウルトラライト)があまりに細いので、10pt以下あるいは印刷の状況によってはそれより大きなサイズでも線がとんでしまう可能性があります。そのULをサポートするウエイトとして、EL(エクストラライト)を開発しました。一番太いウエイトのH(ヘヴィ)は、それまでAXIS誌の見出しで使われていた書体をカバーする太さにしています。Heavyは以前の書体よりもカウンターが狭いため、小さいサイズでは文字が黒くつぶれてしまう可能性があったため、小さめの見出しで使用しするためにB(ボールド)を制作しました。*カウンターとは、例えば”田”の字の線画に囲まれた四つの白い部分をさします。

仕様

主な仕様 OpenTypeフォント
クロスプラットフォーム
アウトライン抽出可
PDFエンベッド可
詰め情報あり
解像度制限なし
ダイナミック・ダウンロード
動作環境 macOS
Windows 10/11
文字セット スタンダード版(StdN)
ベーシック・コンデンス・コンプレス:9,498文字 (Adobe-Japan1-3に準拠)

プロ版(ProN)
ベーシック・コンデンス・コンプレス:15,525文字(Adobe-Japan 1-4 + N に準拠)
対応言語 日本語スタンダード版(Std/StdN)
下記の30言語をほぼフルにカバーしています。日本語スタンダード版は、Adobe-Japan1-3に含まれるプロポーショナル欧文の定義が ISO8859-1全文字およびŠ、š、Ź、ź、Œ、œ、Ÿを含むことから対応言語として多種の言語を使用可能になっています。これらの欧文字種の半角異 体字についてはAdobe-Japan1-3の領域にすべては含まれておらず、半角欧文のフル対応言語は英語のみになります。

日本語(メイン言語)、英語、アイスランド語、アイルランド語(新正書法)、アフリカーンス語、アルバニア語、イタリア語、インドネシア語、エスト ニア語、オック語、オランダ語(IJ(U+0132)とij(U+0133)を分割表記した場合の書法のみ)、オロモ語、ガリシア語、スウェーデン語、ス コットランド・ゲール語、スペイン語、スワヒリ語、デンマーク語、ドイツ語、ノルウェー語ブークモールおよびニーノシュク、フィンランド語、フェロー語、 フランス語、ブラジル・ポルトガル語、ブルトン語、ポルトガル語ラテン語(基本的なマクロンなしの古典正書法)、ルクセンブルク語、レト・ロマンス語、ワ ロン語
*ギリシャ文字(大文字小文字それぞれ24文字、シグマ小文字語末形含まず)とロシアキリル文字(大文字・小文字それぞれ33文字)は全角基本字種のみ収録

日本語プロ版(ProN)
下記の78言語に対応しています。
日本語(メイン言語)、英語、アイスランド語、アイルランド語、アス語、アフリカーンス語、アルバニア語、イタリア語、インドネシア語、ヴンジョ 語、ウェールズ語、エストニア語、エンブ語、オック語、オランダ語、オロモ語、カーボベルデ・クレオール語、ガリシア語、カタロニア語、カレンジン語、カ ンバ語、キクユ語、グシイ語、グリーンランド語)、コーンウォール語、コンゴ・スワヒリ語、サンゴ語、サンバー語、サンブル語、ショナ語、ズールー語、ス イスドイツ語、スウェーデン語、スコットランド・ゲール語、スペイン語、スワヒリ語、セナ語、ソガ語、ソマリ語、タイタ語、チガ語、ツワナ語、テソ語、デ ンマーク語、ドイツ語、トンガ語、ニャンコレ語、ノルウェー語ブークモールおよびニーノシュク、バスク語、ハワイ語、フィリピノ語、フィンランド語、フェ ロー語、ブラジル・ポルトガル語、フランス語、ブルトン語、ベナ語、ベンバ語、ポルトガル語、マコンデ語、マダガスカル語、マチャメ語、マレー語、マン島 語、メル語、モーリシャス・クレオール語、ラテン語、ルオ語、ルクセンブルク語、ルヒヤ語、ルワンダ語、ルワ語、ルンディ語、レト・ロマンス語、ロマン シュ語、ロンボ語、ワロン語、北ンデベレ語

改訂版について

AXIS Fontは、2017年10月に改訂版の提供を開始しました。主な改訂内容は下記のとおりです。

AXIS Font ProN (プロ版)
ヒント情報の修正を行いました。これにより、画面表示や印刷時の品質が改善されます。また、一部のグリフデザインの改訂も行なっています。改訂にともない、フォント名およびファイル名を変更しました。
例:
旧フォント名/ファイル名:AXIS ProN R/AxisProN-Regular
新フォント名/ファイル名:AXIS ベーシック ProN R/AxisBasicProN-R

AXIS Font StdN (スタンダード版)
JIS X 0213:2004の字形に準拠し、それに伴う文字の追加を行いました。旧スタンダード版 (Std) では、 ベーシックが9,354文字、 コンデンスおよびコンプレスは、9,356文字でしたが、新スタンダード版 (StdN) では 9,498文字となっています。また、アルファベットや仮名などにペアカーニング情報を追加し、一部のグリフデザインを改訂しています。コンデンスおよびコンプレスでは一部の文字について、文字幅やプロポーショナルメトリクス情報を変更しました。この改訂にともない、フォント名およびファイル名を変更しました。
例:
旧フォント名/ファイル名:AXIS Std R/AxisStd-Regular
新フォント名/ファイル名:AXIS ベーシック StdN R/AxisBasicStdN-R

インタビュー

  • ブランドイメージを表現するフォント 株式会社ブリヂストン

  • 生きた文字による体験価値の向上 バルミューダ株式会社

  • 視認性で選んだベストなフォント

    ゲヒルン株式会社 代表取締役 石森 大貴氏/専務取締役 糠谷 崇志氏 

  • ADCグランプリ「INDUSTRIAL JP」のフォント

    DELTRO INC. アートディレクター 坂本 政則氏

  • 鮮烈な印象の明朝体

    株式会社リブコデザインカンパニー 代表取締役 アートディレクター 栗山 彰 氏/デザイナー 原 朋宏 氏

  • 表層と構造と文字

    株式会社 Surface & Architecture 代表取締役 岡村 祐介 グラフィックデザイナー 永山 希美 インターフェース・デザイナー 土田 哲哉

  • 精密さを表現する書体

    ディアンドデパートメント株式会社 取締役副社長 松添 みつこ氏 デザイン事業部 デザイナー 中川 静香氏

  • 空間のなかで生きる文字

    テラダデザイン一級建築士事務所 建築家/デザイナー 寺田 尚樹氏

  • 語りかける声としての文字

    スターバックスコーヒージャパン株式会社 クリエイティブスペシャリスト 河上 聡氏

  • 文字の背景が澄んでいる

    株式会社 日本デザインセンター 色部デザイン研究室 室長 アートディレクター 色部 義昭氏

  • メッセージを伝える文字、イメージを醸成する文字

    株式会社PFU イメージビジネスグループ 伊藤 崇一氏/佐藤 菜摘氏

  • デジタルの対極から選んだ空気感のあるフォント

    Tamotsu Yagi Design アートディレクター 八木 保氏

  • 人生の歩み方を提案するブランドに調和するフォント

    カンペール・ジャパン オフィスマネージャー 岡野 直子氏

  • ユーザー同士のコミュニケーションを支える書体

    株式会社スクウェア・エニックス プロデューサー 吉田 直樹氏 リードUI 皆川 裕史氏

  • フォントをブランディングのベースに

    トーヨーキッチン&リビング株式会社 マーケティング部 取締役部長 辻 雅彦氏

  • 駅という「公共空間」で機能する書体

    建築家 川西 康之氏

  • VIを支え、思いを共有するフォント

    株式会社ポーラ ブランディング PJリーダー 有田 賢氏

  • 文字はどこまでも生き残る

    takram design engineering 代表 田川欣哉

  • 一問一答

    欧文書体設計家 小林 章氏

  • 「AXIS Font」をどう見るか

    タイプディレクター 小塚 昌彦氏