純丸明朝

純丸明朝は、親しみやすいデザインでありながらも文字の骨格は端正で引き締まっており、魅力と信頼感を兼ね備えた書体です。

  • A
  • 純丸明朝

    UL

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

  • 純丸明朝

    EL

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

  • 純丸明朝

    L

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

  • 純丸明朝

    R

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

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    M

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

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    B

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

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    H

    マイルドで穏やかな表情が魅力の明朝体 オーソドックスな純明朝をベースに、ぬくもりを感じさせる方向へ A Mincho typeface that creates a mild and relaxed atmosphere with a proper structure.

製品について

概要

純丸明朝は、親しみやすいデザインでありながらも文字の骨格は端正で引き締まっており、魅力と信頼感を兼ね備えた書体です。明朝体の優美なシルエットを残し、読みやすく優しく、全体を通してマイルドで穏やかな表情で、書籍のタイトルから食品飲料のパッケージ、パンフレットからポスターに至るまで、さまざまなアイテムに安心して使用いただけます。

オーソドックスで汎用性の高い純明朝をベースにした純丸明朝は、表現力を高めるために書体の表情をユニークな方向へと広げました。視認性を高めるためフトコロを広めにとったTP明朝と比べ、純丸明朝の骨格は引き締まったフトコロと高めの重心によって、クラシックな雰囲気を書体の美しさの土台にしています。また、純明朝ヘッドライン・ヘアラインと比べると、純丸明朝はより人間的なぬくもりを感じさせる書体です。料理でいえば体を温めてくれるやさしい味のシチュー、あるいはシュークリームやいちごタルトなど食後の甘いデザートに似合う書体、ふっくらとまろやかな表情が特徴的な明朝体です。


コンセプト

純丸明朝は、端正な骨格を持ちながらも穏和で落ち着いた雰囲気を醸し出す明朝体です。明朝特有の縦画と横画のコントラストを極限まで低減することでチラつきを抑え、小さいサイズでもしっかり文字を認識でき、画面上での高い表示適性を実現しました。フォーマルな場面で安心して使用できる書体であると同時に、やさしく穏やかな空気をもたらします。ふくらみのある筆画と均整のとれた骨格から、明朝体でありながら楷書のような佇まいを見せる純丸明朝は、7つのウエイトいずれもしっとりした潤いに富み、高い信頼性のなかに親しみが感じられるシリーズになりました。

特徴

テンやハライの先端が太くて丸いのが純丸明朝の持ち味です。横画終端のおむすびのような丸いウロコは、あたたかみのある純丸明朝のキャラクターを表現しています。縦画と横画のコントラストを低めに設定していますが、ストロークの動きに伴う自然な抑揚は残しています。TP明朝ローコントラストでは横画と先端部を太くしていますが、それとは別種のマイルドな性質の堅牢性をもっているのが純丸明朝の特徴です。紙媒体からオンスクリーンまで安心して使える実用性とデザインの独自性を兼ね備えており親しみやすさのなかにも信頼感が感じられ、ロゴタイプとしての使用にも適しています。

ファミリー

純丸明朝ファミリーは、UL(ウルトラライト)、EL(エクストラライト)、L(ライト)、R(レギュラー)、M(ミディアム)、B(ボールド)、H(ヘヴィ)の7ウエイトで構成しています。ペンで書いた文字を思わせるULとELは、明朝体の概念に収まり切らない独自性の高いフォントです。LとRは、通常テキストやキャプションに最適なウエイトですが、大きいサイズでの使用でも新鮮な表情を出し、広範なシーンで活用することができます。MとBとHは、ストローク先端の丸みがはっきり現れ、純丸明朝らしさがもっともよく出ているウエイトです。穏やかななかにも強さを持ち合わせているため、タイトルや見出し、パッケージなどで存分に力を発揮します。

仕様

主な仕様 OpenTypeフォント
クロスプラットフォーム
アウトライン抽出可
PDFエンベッド可
詰め情報あり
解像度制限なし
ダイナミック・ダウンロード
動作環境 macOS
Windows 10/11
文字セット スタンダード版(StdN)
9,499字(Adobe-Japan1-3に準拠)
対応言語 *下記の30言語をほぼフルにカバーしています。
日本語(メイン言語)、英語、アイスランド語、アイルランド語(新正書法)、アフリカーンス語、アルバニア語、イタリア語、インドネシア語、エストニア語、オック語、オランダ語、オロモ語、ガリシア語、スウェーデン語、スコットランド・ゲール語、スペイン語、スワヒリ語、デンマーク語、ドイツ語、ノルウェー語ブークモールおよびニーノシュク、フィンランド語、フェロー語、フランス語、ブラジル・ポルトガル語、ブルトン語、ポルトガル語ラテン語(基本的なマクロンなしの古典正書法)、ルクセンブルク語、レト・ロマンス語、ワロン語

注1: Std版のオランダ語はIJ(U+0132)とij(U+0133)を分割表記した場合の書法のみ、ポルトガル語ラテン語は基本的なマクロンなしの古典正書法です。
注2:日本語スタンダード版は、Adobe-Japan1-3に含まれるプロポーショナル欧文の定義がISO8859-1全文字およびŠ、š、Ź、ź、Œ、œ、Ÿを含むことから対応言語として多種の言語を使用可能になっています。これらの欧文字種の半角異体字についてはAdobe-Japan1-3の領域にすべては含まれておらず、半角欧文のフル対応言語は英語のみになります。