タイププロジェクトは、ウエイトやコントラスト、字幅を変更した場合でも、字画の比率が適正で常にバランスの取れた状態を保つ機能を自社開発しました。フィットフォントサービスは、この機能を活用することで、ダイナミックに変化しながらもデザインの一貫性と品質を保持することを実現しています。たとえば、音楽を聴くときに好みに応じて音量を調節するように、目的や用途に合わせて、文字の太さやコントラストを微細に調整する。それがフィットフォントのコンセプトです。

市販されているフォントに使いたいウエイトがみつからない、他社とは違うフォントを使いたい。フィットフォントサービスはそんな課題を解決します。 AXIS FontやTP明朝、TPスカイのウエイトや字幅、コントラストやフトコロ軸を調整することで、会社の声となるフォントをお選びいただけます。また、日本語の文中で使われるアルファベットを変えること、そして和文と欧文の適正なバランスを実現することで、メッセージの印象は一変します。フィットフォントサービスでは、欧文フォントに合わせて、AXIS FontやTP明朝、TPスカイを調節することで、最適な組合せを実現します。欧文コーポレートフォントが指定されているグローバル企業にとって、フィットフォントは最適な選択と言えます。

フィットフォントでは、AXIS FontやTP明朝、TPスカイのそれぞれ1000種類以上のバリエーションを用意しています。このサービスに よって、モニタのサイズやディスプレイの解像度、広告やカタログなど使用状況に応じて最適なフォントを選択することが可能になりました。つまりこれは、ユニバーサルデザインに応えるソリューションでもあるのです。