東京シティフォント

都市のデジタルサイネージや案内標識などに適した視認性の高いフォント

強い個性をおさえ機能を重視した東京シティフォントは、視認性を基準に設計を行い、身体性と堅牢性を兼ねそなえた建築的なフォルムの欧文が特徴です。都市空間のデジタルサイネージや、交通機関の案内表示などに適したフォントで、都市フォントプロジェクトとして開発しました。

特徴

都市のコミュニケーションツール

東京シティフォントは、タイププロジェクトが立ち上げた都市フォント構想のひとつです。都市フォント構想は、都市独自のフォントをコミュニケーションツールとして活用することで、都市のアイデンティティを強化しようという試みです。建築・空間・サイン・カタログなどさまざまな媒体で活用することで、イメージに一貫性をもたらし、訪問者の印象を強めることで長期的な価値向上に貢献します。強い個性をおさえ、柔軟性と機能性を重視した東京シティフォントは、実用性が高くサインシステムなどにも最適で、特にコンプレスは情報量が多く入りスマートフォン、地図など細かい部分でその効果を発揮します。

内側は直線的、外側は曲線的な欧文

東京シティフォントの和文は、全角で抑揚のないサンセリフのジオメトリックな形を基本とし、手書きのような柔らかい要素を加えています。内側は直線的、外側は曲線的な欧文は、やわらかな外部形状とがっちりとした内部形状の調和を図り、身体性と堅牢性を兼ねそなえた建築的なフォルムが特徴です。視認性を基準に設計をおこない、簡素で安定性の高いデザインが持ち味で、都市空間に増えつつあるデジタルサイネージや交通機関の案内表示などに適しています。コンデンスとコンプレスを加えた15フォントのファミリー構成は、場面に応じた適切なスタイルのフォントの選択を実現します。

都市の情報インフラとしての基幹要素

東京シティフォントのコンセプトは、現代の都市空間に焦点を当て情報表示に適した書体設計です。遠距離からの視認性と表示の安定性を高めるため、ストロークの抑揚をおさえ、長体ではなく、正体をファミリーの中心にすえました。コンデンスとコンプレスは、限られた空間に必要な情報を表示するときに高い効力を発揮します。字幅のファミリーには、正体・コンデンス・コンプレス、3つのスタイルがあります。案内表示板など、決まった長さに必要な情報を表示する際、3つの字幅を適切に使い分けることで、審美性と判読性を確保できます。それぞれ5つのウエイトがあり、合わせて15フォントのファミリー構成となっています。

  • WHITE MODE
  • BLACK MODE
  • A正体
  • Aコンデンス
  • Aコンプレス

ファミリー・仕様

東京シティフォント family image

文字セット
スタンダード版 (StdN)
9,499字 (Adobe-Japan 1-3に準拠)

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