タイププロジェクト、横浜のまちから生まれる都市フォント「濱明朝」のクラウドファンディングが目標額を達成

タイププロジェクト株式会社(東京都練馬区 代表取締役社長 鈴木 功、以下タイププロジェクト)は、都市フォントプロジェクトのひとつとして、横浜をイメージして 2009 年から開発している「濱明朝」のクラウドファンディングが目標額を達成したことを発表しました。クラウドファンディングは引き続き4月10日(日)まで、FAAVO 横浜(https://faavo.jp/yokohama/project/977) にて実施中です。

濱明朝のデザインを担当した、タイプデザイナーの両見 英世は次のように述べています。「濱明朝は、広告やバナーから刊行物や日常生活での使用まで、横浜を愛する皆様に広く長く使っていただけるよう、24フォントのファミリー展開にしました。クラウドファンディングで、いろいろな方々とふれあうことができ、ご利用も増えています。いただいた支援を力に、あと約 8,000 字を、心をこめて制作してまいります」

今後の予定

2016 年 4 月中旬:濱明朝 ミニセットの提供 2017 年 5 月:デザインチェック等完了
2016 年 6 月:アルファベット、記号類完成 2017 年 5 月:プロダクション、QA
2016 年 12 月:漢字完成 2017 年 6 月:製品販売(StdN)開始
*目標額 300 万円を超えた金額は、お返し品制作費に補充する予定です。

ご参考:2016年1月12日 横浜をイメージした都市フォント「濱明朝」のクラウドファンディングを発表

タイププロジェクト株式会社について

「文字の可能性を広げたい」それがタイププロジェクトの原動力です。2001年の創業以来、AXIS FontやTP明朝など、次世代標準を目指したベーシックなフォントを提供しています。2003年にはAXIS Fontベーシックが、2008年には長体のコンデンス、コンプレスがグッドデザイン賞を受賞しました。また、会社のブランディングを促進するコーポレートフォント、都市のアイデンティティを表現する都市フォントなど、多彩な成果をあげています。「文字を通じて人々の生活をより快適に、より豊かなものにする」という企業理念のもと、新しい社会に必要な書体を開発する21世紀の文字カンパニーとして活動しています。