特徴

ストロークに抑揚を与えた筆勢
TPスカイはサンセリフ体にコントラストの軸を導入し、視認性と表示適性を高めてスクリーンで効果を発揮するよう設計しました。
ストロークに抑揚を与えることで、単線では表現できない楷書的な筆勢を書体のエッセンスとして取り入れています。情報媒体の主流が紙からスクリーンに変わり、日常目にする書体の中心は、明朝体からゴシック体に変わりました。TPスカイはこのような潮流を背景として、これからの時代のニーズに応えるために、明朝体ともゴシック体とも異なる「第三の書体」として構想・開発しました。

シンプルを突き詰めたデザイン
一般的なゴシック体と比較して、アンカーポイント数を際限まで減らしたクリアな文字デザインによってフォントデータの軽量化をはかるとともに、シンプルを突き詰めたデザインで先端や角にも装飾がありません。
アウトラインの滑らかさに重点を置き、純度の高いデザインを追求しました。そのシンプルさは、社会の指向性にフィットすると同時に、制御点の最少化をはかることで、描画速度における優位性を実現しています。TPスカイは、美しさと俊敏さを備え、プレーンなサンセリフでありながら多彩な表情を見せるフォントです。

幅広い用途にきめ細かく対応
TPスカイ ハイコントラストは、明朝体のニュアンスを感じさせながらも、より簡潔で透明感のあるフォントです。すっきりとした明るい表情は、スクリーン上で映えるだけでなく、写真や動画を背景にして、文字を白ぬきで使ったときに効果を発揮します。ミドルコントラストは、可読性の高さとともに、勢いを感じさせるストロークの抑揚が画面に精彩を与えます。抑揚を付けたサンセリフ体がロゴデザインで多用されていることから、カタカナと欧文のデザインには特に注力しました。ローコントラストは、文字の黒みを揃えることで読字の安定性を高め、フラットでプレーンなUIに最適なフォントです。
- WHITE MODE
- BLACK MODE
- Aローコントラスト
- Aミドルコントラスト
- Aハイコントラスト
- Aコンデンス
ローコントラスト - Aコンデンス
ミドルコントラスト - Aコンデンス
ハイコントラスト - Aコンプレス
ローコントラスト - Aコンプレス
ミドルコントラスト - Aコンプレス
ハイコントラスト
ファミリー・仕様

文字セット
スタンダード版 (StdN)
9,499字 (Adobe-Japan 1-3に準拠)