特徴

シンプルで風通しのよいデザイン
AXIS Fontは本格的なサンセリフ体でありながら、シンプルで風通しのよいデザインで、手書きをベースにした骨格に合うように点やはらいのストロークにほんのわずか抑揚を持たせています。雑誌一冊を、UL(ウルトラライト)からH (ヘヴィ)までの7ウエイトで組むことを想定しているため、一貫した表情を保ちつつも変化に富んだ誌面デザインが実現できます。極細のULによって新鮮な見出し表現が可能です。ひらがな・カタカナ・漢字などの和文書体と、欧文書体の相性は抜群で、混植した時に効果を発揮するバランスのとれた設計となっています。白地が活きる字面率の設定により、すっきりした文字の表情をデザインしました。

日本語書体で初めて字幅軸を導入
AXIS Font長体シリーズは正体を単純に変形させるのではなく、字幅という新しい軸で設計した日本語フォントです。コンデンスは字幅が正体の80%弱で、正体に比べておよそ1.3倍の情報量を盛り込むことができます。コンプレスは、日本語書体の字幅を極限に近いところまで圧縮しました。正体に比べおよそ1.8倍の情報量を盛り込むことができます。漢字の字幅と仮名の字幅をそれぞれ60%、50%と別々の値を設定したことで、他の等幅半角フォントとは一線を画しています。AXIS Font長体シリーズは単にスタイリッシュであるだけでなく、情報空間を効率よく活用する機能を備えた次世代向けのフォントです。

読みやすさと情報空間の経済効率の両立
AXIS Font長体シリーズは、読みやすさを損なうことなく、高圧縮かつ高品位で、限られたスペースにより多くの文字情報を美しく収めるため、携帯端末や音楽プレイヤーなど小型化する現代のインターフェイスに最適です。長体の度合いを強くしていくと、和文に比べて欧文が小さく見えるため、太いウエイトほど欧文のベースラインの位置を下げるなど、和文と欧文の並びが揃って見えるような視覚補正を行っています。欧文書体は、エレガンスさとクールさを持ちながら新しいたたずまいを実現するというコンセプトでデザインしています。X-ハイトは高めで、仮名の大きさとふところ具合をマッチングさせ、ややコンデンス気味に制作しました。
- WHITE MODE
- BLACK MODE
- Aベーシック
- Aコンデンス
- Aコンプレス
ファミリー・仕様
