父の誕生日に電話。名古屋弁の私も、高浜育ちの父と話すときは三河弁が混ざる。末弟の父を可愛がっていた長兄の伯父が亡くなって気落ちしていなければいいのだが。

   死顔のさやかに透けし秋の百合    茶門

   うなだれし喪服の肩に糸蜻蛉

   生と死のはざまにありし人の秋

   有為天変 秋には秋の虫が鳴く