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宣伝会議サミット東京2026 登壇レポート「ブランディングと現場効率を両立するフォント戦略」タイププロジェクト×サントリーデザインセンター

宣伝会議サミット東京2026 登壇レポート
「ブランディングと現場効率を両立するフォント戦略」
タイププロジェクト×サントリーデザインセンター

2026年6月17日、浜松町コンベンションホールで開催された「宣伝会議サミット東京 BRAND × AMPLIFY」に、タイププロジェクト代表・鈴木功が登壇しました。

今回のセッションでは、サントリーホールディングス株式会社 デザインセンター 西川圭氏をゲストに迎え、「ブランディングと現場効率を両立するフォント戦略 ― サントリーが実証した、業務を変えるカスタマイズフォントの効果」と題し、企業におけるフォントの役割と、カスタマイズフォントによる実務改善について紹介しました。

本レポートでは、タイププロジェクトが担当した前半パートを中心にその内容をお伝えします。

セッションではまず、タイププロジェクトの事業を構成する三つの柱、「リテールフォント」「テーマフォント」「カスタムフォント」について紹介しました。

タイププロジェクトでは、社会や技術の変化を見据えながら、新しい時代に求められるフォントを提案し続けています。

リテールフォントの一例として、日本語フォントとして初めてリリースした和文長体フォント(AXIS Font コンデンス、コンプレス)について比較図面を見せながらの解説がありました。

続くカスタムフォントでは、フォントが企業のブランドにもたらす役割についての説明がありました。

鈴木:「フォントが変わると、受ける印象も変わる」という点は、多くの方が実感されているのではないでしょうか。ロゴやWebサイト、広告、商品パッケージ、社内資料など、企業が発信するあらゆる情報を同じフォントで統一することは、ブランドイメージの一貫性を生み出します。

フォントは企業の「顔」や「声」とも言える存在であり、その企業らしさを継続的に伝えるための重要なブランド資産とお伝えしました。

こうした考え方のもと多くのグローバル企業で導入されているのが、コーポレートフォントです。

しかし、日本語フォントをゼロから開発するには3年から5年以上を要するため、短期間でオリジナルフォントを導入することは難しいという課題もあります。

こうした課題に対する解決策として、タイププロジェクト独自の「フィットフォント」技術を紹介しました。

鈴木:フィットフォントでは、文字の太さや字幅、コントラストなどをシームレスに調整することができます。弊社の市販フォントをベースにしながら、企業ごとのニーズに合わせた最適なフォントを、高品質かつ短期間で提供できるのが特長です。

既存の欧文フォントとの調和を図るための和文の最適化や、市販フォントでは対応が難しい細かな要望にも柔軟に対応し、企業ごとに最適化されたカスタマイズを実現してきました。

カスタムフォントの事例として、さくらインターネットとソニーの事例を取り上げました。

さくらインターネットでは、オリジナル欧文フォントに合わせて和文を最適化するとともに、社名に使用される仮名など7文字を専用デザインへ変更した、「Haru TP」を開発。Webサイトや施設サイン、社員用PCなど、さまざまな場面で活用されています。
さくらインターネット インタビュー

ソニーでは、同社がMonotypeと共同開発した欧文コーポレートフォントに合わせる和文書体「SST JP」を開発しました。漢字部分にAXIS Fontを採用し、プロダクト感をとりいれた仮名を新たに制作して提供しました。現在、ソニー製品パッケージや広告、機器搭載などで幅広く使用されています。
SST JP 製品ページ

後半では、西川氏よりサントリーで導入したカスタマイズフォント「AXIS SUNTORY TP」の開発背景や、導入による業務改善効果についてご紹介いただきました。

日々の制作業務や運用を踏まえて設計されたフォントが、実務効率と品質向上の両立に貢献することを、具体的な事例とともに説明がありました。

7月31日発売の、宣伝会議(9月号)にもレポートが掲載されておりますので、ぜひご覧ください。
宣伝会議2026年9月号

当日は展示ブースでも、フィットフォントをはじめとする弊社サービスについて説明いたしました。

フォントは「ブランドを伝えるための要素」であると同時に、「日々の実務を支える基盤」でもあります。タイププロジェクトは、企業ごとの課題や目的に応じた最適なフォントを提供することで、ブランディングと実務の両立を支援しています。

ご興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
sales@typeproject.com