特徴

正円を基本としたふたつのラウンド
AXISラウンドは、AXIS Fontで表現できる世界をさらにゆたかにするために開発したフォントで、より親しみやすい表現を可能にします。正円を基本とした丸い先端が、なめらかに送筆部へと続きます。
柔らかい空気を演出するAXISラウンド 50、そして見出しなどで効果を発揮するAXISラウンド100。それぞれコンデンスは、漢字80%の長体に対して仮名を76%に、コンプレスは漢字60%に対して仮名を50%に設定しています。細いウエイトで個性が光るAXS Fontとは異なり、太いウエイトでユニークなAXISラウンドは、ボールドとヘビーで際だった効果を発揮します。

柔らかな空気を醸しだすラウンド 50
AXISラウンド 50は、サンセリフ体の角を丸めたラウンド系のフォントで、AXIS Fontのシャープな輪郭がわずかな丸みを帯び、柔らかな空気を醸しだします。AXIS Fontのストロークの先端の半分を直径とする正円を使って角を丸めたところから命名していますが、実際には、視覚調整によりウエイトごとに丸みのパーセンテージを変えています。たとえば、へビーとボールドは50%、ミディアムとレギュラーは55%、ライトとエクストラライト、ウルトラライトは60%の比率で調整していますので、モダン・サンセリフのすっきりした印象を保ちながら、穏やかな表情を紙面と画面にもたらします。

端正な空気をまとったラウンド 100
AXISラウンド 100は、通常の丸ゴシックとは異なり、内径を丸めず、モダンサンセリフのシャープな表情を残しました。そのため、見た目のやわらかさ親しみやすさとともに、端正な空気をまとった丸ゴシックです。ストロークの先端を直径とする正円を基本とし、丸くすることにより小さい印象になる部分ではストロークを延伸したり、よりなめらかな形になるよう漢字の凹凸を減らすなどの細かな調整をしています。また、仮名は先端を正円にせずに、視覚的に正円に見えるようにデザインしています。ULとELは、紙面や画面にほどよいやわらかさを与え、LとRは、内径の鋭さと外径の丸さが清新な調和を見せ、新しい視覚効果をもたらします。
- WHITE MODE
- BLACK MODE
- A50
- A50
コンデンス - A50
コンプレス - A100
- A100
コンデンス - A100
コンプレス
ファミリー・仕様

文字セット
スタンダード版 (StdN)
9,498字 (Adobe-Japan1-3に準拠)